歌詞
思い描いた未来は
いつも指の隙間から零れ落ちる
どうして人生は
思い通りにはならないのだろう?
幼い僕は母を失い
知らない家の戸を叩いた
新しいお母さんの声に
優しさを感じて 俯いた
けれど一度も
口に出来なかった言葉
「お母さん」と呼びたかったのに
僕には勇気がなかった
本当はあなたを抱きしめて呼びたかった
ただ「お母さん」と
ただそれだけを
争いのない世界で
それが僕の望んだ未来だった
成長して夢を描く時
ふと思い出すあの微笑み
もし戦争なんてなければ
お母さんのような人と結婚したかった
温もりに守られ
小さくとも穏やかな家で暮らしたかった
当たり前の毎日こそ
僕の求めていた未来
本当は誰かと共に歩みたかった
あなたのように優しい人と
争いもなく 子を抱いて
それが僕の叶えたかった未来
戦争は奪っていく
夢だけじゃなく いのちまでも
僕が欲しかったのは
有り触れた「日常」だった
本当は母のような人と生きたかった
子を抱いて 笑い合いながら
ただ「お母さん」と呼びたかった
争いもない 静かな空の下
それが僕が望んだ未来
だけど明日 僕は空へ飛ぶ
お母さん 次に生まれる世界では
あなたの子供として生まれて良いですか?
そして笑顔で呼ばせてください
「お母さん」と
配信サイト
アーティスト:林田童子
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